キケンな瞳に恋してる
一時間くらいして喫茶店を智喜君と一緒に出た。
私がお金出すって言ったのに智喜君はオレンジジュース代を払ってくれた。
やっぱり智喜君は紳士だ。
ずるいよ。やっぱり智喜君はずるい。
そうやって女の子を惚れさせちゃうんだ。
「じゃあ、付き合わせてごめんね」
「全然!楽しかったから大丈夫」
「俺も楽しかったよ。また会ったらお茶しようね」
「うん!」
そう言ってバイバイして智喜君と別れた。
本当今日は楽しかったなあ。
私は鼻歌を歌いながら家と戻った。