キケンな瞳に恋してる


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空も少し暗くなった頃、俺と智喜はいつものたまり場の公園にいた。



智喜は相変わらずイチゴジュースを飲んでご機嫌。
まだ、陵さんは来ていない。



「悪い。遅くなったな」


「遅いですよ~」


「悪い、悪い」



智喜は頬を膨らませてイチゴジュースを陵さんに投げる。



「またイチゴジュースか。あきねえな」


「美味しいんすよ。飲みます?俺の口で」


「やめとくわ。食中毒になったら困るからな」






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