キケンな瞳に恋してる
俺は急いで倉庫の中に入る。
中には想像したくないがボコボコにされている虎がいた。
しかも数人で虎を殴る蹴るをしている。
優衣は椅子に座らせられていて後ろで手首を縛られている。
クソッ!俺がもっと早く気づいてたら!
「おい!やめろ!」
俺が叫ぶとみんな一斉にして俺を見る。
優衣は涙目になりながら俺を見る。
「誰だよお前?」
多分竜金の福総長が俺に話しかけてくる。
冷酷な目。
人間を見下しているのがわかる。
「俺は虎と同じチームの奴だ。早く虎とその女を返してめらえるか?」
「無理に決まってんじゃん。お前ら、やっちまいな」