キケンな瞳に恋してる


「父さんも義母も心配してたぞ」


「そっか・・・。後で謝んなきゃね」


「大丈夫だ。俺がお前はなにがあっても死なないって宣言したからな」


「なによそれ!」



なんで死なない前提なのよ!
私だって女の子なんですから!十分か弱いですよー!。
まったく、やっぱり爽は生意気で意地悪だ。



「よかった・・・。お前が無事でいてくれて」


「へっ?」



いきなり爽の頭に自分の頭をつけられた。
爽専用のシャンプーの匂いがする。



「もし怪我なんかしてたら俺・・・」


「大丈夫だよ。私はなにがあっても死なないんでしょ?」



私がそう言うと、爽は笑いながら「そうだな」って言ってくれた。








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