キケンな瞳に恋してる
「なんか爽はなんとも思ってないよ」
「まあ、最初はそうだろ」
智喜と佐藤雅がなにか話していた。
別に楽しそうに仲良く話していたわけではないがなんか親しげを感じた。
なんで佐藤雅と智喜が一緒にいるんだ?
意味がわからない。
もしかして智喜が俺が優衣が好きなことを教えたのか?
いや・・・。智喜はそうゆうことはしない。
そうゆうことはしないって思ってるのに信じられない俺がいる。
智喜は優しから無神経なことをしない。
なのに・・・佐藤雅と親しげに話している智喜を見るとそう思えなくなるんだ。
俺は頭を冷やしたくて屋上に行くことにした。
いや、屋上という静かな場所にいないとどうにかなりそうだったから。