キケンな瞳に恋してる


私はわけがわからなくて混乱状態。
爽がいる意味がまったくわからなくてなにも考えられない。


「「優衣!なんかされたのか!?」


爽が私に向かって叫んだけど私はなにも答えられない。



「純、お前優衣になにしたんだよ?」


「見てわかんなかった?そのままだけど?」


純はわざと挑発するように言って爽を怒らせる。
こんな焦って怒ってる爽は初めて見た。
いつもは無表情に相手を凍りつかせるけど今の爽はかなり焦っている。


「優衣は俺のもんだ」


爽はそう言うと、私の方へ行き私の腕をいきなり掴んだ。
へっ?


「・・・・・・!!」


柔らかい感触。
そして熱い唇の感触に私は目をおもいっきり開けてしまった。







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