キケンな瞳に恋してる


私が言うと、爽はビックリした顔をしながら喜んでいた。
よく見ると、何故かいつの間にか智喜や虎や知らない女の子までいた。


「お前らなんでいんだよ?」


「まあまあ。これは素直になれない爽達のために計画されたサプライズだったんだよ~」


智喜君は笑いながら言っているが爽は意味がわからないって顔をしている。
もちろん私も。


「俺が説明する。智喜の幼なじみの女を使って爽と付き合っうようにしたんだ。まあ、今日だけだけどな。爽だからあっという間に中等部、高等部に広がったし」


虎が智喜君じゃ無理だと言い淡々と説明していく。
じゃあ、あの噂は計画されたものだったの?


「次にいつも屋上にいる爽を高等部に来させなきゃいけないから純に優衣に抱き着いてもらった」


だからあの時抱き着いたのか・・・。
なんかだんだん話しが見えてきたような。






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