キケンな瞳に恋してる
素直じゃないことくらいわかってる。
けど、不安なんだよ。
もし、本当のことを言ったらみんな俺を嫌うんじゃないかって。
俺、すげーチキン。
マジ最悪。
喧嘩は強いくせにどこか弱い俺。
本当嫌だ。
「そうそう。爽って今フリーだよな?」
「ああ」
「やったね」
何故か、またまたテンションが高くなる智喜。
俺にはまだわからなかった。
智喜が俺をカラオケに誘った本当の意味を。
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