キケンな瞳に恋してる



「なんでだよ!」

「いやっ、雅樹君やめて」



図書館に入るなり男の怒鳴り声と女の悲鳴が聞こえた。



この声は・・・
俺はすぐに悲鳴が聞こえた場所に向かう。



「なにやってんだよ?その女離せや」



悲鳴がした場所に行くと、そこには強く腕を掴んでる雅樹君とやらと涙目になっている優衣。



「お前か。今は取り込み中なんだよ、見てわかんないのか?」


「嫌がってんだろ。離せよな」







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