かみさま
天国
「岳くん」
「ん?」
「わたしが死んじゃったら、好きな人作ってね」
「!?・・・なんで」
「わたしは岳くんが好きだから」
「・・・作らない」
「わたしは岳くんが好きだから、笑顔で居てほしい」
「・・・俺は、お前がいい」
「でも、死んじゃうよ」
「・・・」
「幸せになってね」
「・・・」
「そんで、好きな人作って」
「・・・」
「わたしにしてくれたみたいに優しくして」
「・・・」
「わたしの分まで・・・・・え、がおで・・・生きて」