キャラメル





私は彼の座っていた席に移った。



まだ残っている温もりがアタシから離れなかった。




このドキドキした気持ち、どうしたんだろう。




アタシじゃないみたいだよ…。






家に帰ってからもずっと彼の顔が頭から離れなかった。




アタシは抑え切れなくなって今日登録さたばかりの凛乃にメールをした。






『那星だよー(∀)!!ちょっと話したいことあるんだけどいい?』




こう打って、アタシはすぐに送信した。




すると、返事は20秒もたたないうちにきた。





『全然いいよ~♪どうしたの?』




アタシはホッとして、返事を打った。





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