王様彼氏とペットな彼女!?~Heart Breaker~

小野君はあたしの心をかき乱す天才だ。



「ハァ……そろそろ本気で書かなきゃ」


頭の片隅にあった小野君の顔をブンブン頭を振ってかき消して、再びシャープペンを動かす。



日誌を書いている間に、太陽が沈みかけ、校庭で汗を流す生徒達の声はいつの間にか消えていた。
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