空と君へ…
「…ただいま、母さん」
家に帰ってからの私の日課。
私の部屋に置いてある母の写真に、今日あったことを全て報告すること。
…幼稚園の頃からあまり変わってないけど。
これをしなきゃ、自分が無くなっちゃいそうで……怖い。
「…今日、私、泣いちゃった。でも、頑張ったんだよ?…あとね、誰か知らないけど、手紙も貰ったよ?…知らないんだけど、なぜか懐かしいの…。何でだろ…?」
ポケットに仕舞っていた手紙を取り出し、胸に当てる。
止んだ筈の涙が視界を歪まし、そしてこぼれ落ちる。
私は頭を横に何度も降り、こぼれ落ちるものを止めようと努力する。
でも、結局は止まらなくて…。
手紙を取った時に転がり落ちた、栄養ドリンクを一気に飲み干した。
家に帰ってからの私の日課。
私の部屋に置いてある母の写真に、今日あったことを全て報告すること。
…幼稚園の頃からあまり変わってないけど。
これをしなきゃ、自分が無くなっちゃいそうで……怖い。
「…今日、私、泣いちゃった。でも、頑張ったんだよ?…あとね、誰か知らないけど、手紙も貰ったよ?…知らないんだけど、なぜか懐かしいの…。何でだろ…?」
ポケットに仕舞っていた手紙を取り出し、胸に当てる。
止んだ筈の涙が視界を歪まし、そしてこぼれ落ちる。
私は頭を横に何度も降り、こぼれ落ちるものを止めようと努力する。
でも、結局は止まらなくて…。
手紙を取った時に転がり落ちた、栄養ドリンクを一気に飲み干した。