叶わぬ恋

桜の木は、意外にもでかく
とても迫力があった。

「すっげぇ…」

…ん?? 今の声…
私じゃないよ??

桜の木の後ろを見ると…
綺麗な男の人が立っていた。

見とれてしまうぐらい
とても綺麗で
私の心臓がトクトクと
高鳴っていた。

私の視線に気づいたのか
男の人と目が合い
我に返って
恥ずかしくなった。

「何???」

「えっ」

いきなり声をかけられ戸惑う私
そりゃー…ガン見していたからね…


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