カフェラテ



「いらっしゃいませ。いつものカフェラテでいいですか?」



 胸くらいある茶色い髪を二つに結び



 いつも俺に笑顔で接客してくれる



 ”小林さん”。



「あっはい」



「わかりました」



 そういって厨房のほうに歩いて行く君。



 推定年齢18歳。



 毎日夕方ごろにここで働いているウエイトレス。



 プレートに書いてある名前しか知らない人に



 恋をした。






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