ハツコイ



…5分後…


「な?校門閉まっただろ?」



チャイムが鳴り終わると共に、彼の言うことは本当になった



「そういえば、名前…」


「あたし、蘭です。」


「俺は、恭助。2年C組」


「1年C組です。」


「よろしくね。これから」


「はい。」


「じゃあ、帰ろっか。じゃあね!蘭ちゃん」


「サヨナラ」




嵐のように彼は去っていった。
< 6 / 72 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop