ハツコイ


性格は、ちょっとチャラいけど、
黒くて少し長い髪を軽く遊ばせてて、みんなからすると、カッコいいんだろうな。




彼の走って帰る姿を、じっと見つめた。




「明日、学校でー」



彼は、曲がり道で大きな声で叫んでいた。

あたしは、小さく会釈した。


すると、彼はニコッと笑って、手を振ってくれた。
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