あたし


~♪

「望~っこう?」

あたしはみんなと過ごしているうちにギター、ベース、ドラムなどが出来るようになっていた

「リョウは飲み込み早いなぁ…」

望は少し困り気味に言った

「へたしたらのんちゃんより上手いかもね~っ」

健太さんがカウンターから叫ぶ

そんなことないと思うけどなぁー

「なぁ、リョウ?」

望は急に真剣な顔になった

「何ー?」

「俺思うんだけど、リョウっていつもここに来てっけど家とか学校とか大丈夫なのか?」

「あれ?言ってなかったっけ?両親はあたしを捨てたんだよ?」


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