SevenStars
ナナは大学生と付き合ってるとか、先生と付き合ってるとか。
意味もない噂が飛び交って、その度学校は賑わった。
だけどナナは、そんな噂を物ともしないで。
誰とも関わらずに毎日を過ごしてたね。
あたしも親友なんか居なかったし、少しだけ友達になれるかなって思った。
話しかけられないもどかしさ。
その間に他の女子がナナに話しかけてナナが笑う。
そしてあたしは自分の弱さに負けてしまう。
まるでナナに恋をしたかのように。