sugar voice


「とりあえず部屋の中がどうなっているかを知る必要があるな…おい、そこで呑気に見とれてるやつ」


「えっ…私?」

麻山先輩に呼ばれて自分が柳井の事をじぃーっと見ていたことに気がついて慌てて目線を外す

恥ずかしすぎる///

自分でも顔がカァッと赤くなるのを感じた


「今から部屋の案内と説明をする。お前、ついてこい」

そう言って一人でさっさと部屋の奥へ歩いていく

「あ、ちょっと!!」

また名前じゃないι


私は小さく溜め息を漏らすと、駆け足で麻山先輩のもとへ行った


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