sugar voice



思った通りソファはフカフカで肌触りもよく、心地よかった

私が座るのを確認するとようやく麻山先輩は口を開いた

「左側は見ての通り資料が置いてある。コンクールで受賞した歴代の先輩たちの写真もあるから暇なときに見るといい。

右側にあるのは暗室、光は厳禁だから特に注意するように。

あとは…まぁ後々分かってくるだろうから大丈夫か」

長々と説明すると、麻山先輩はふぅ…と一息ついた


「のちのちって…」


「入部させるやつには俺がこうやって説明するようにしているんだが?」

両手を組んでニヤリと綺麗に笑う



それって…

「入部OKなんですか!?」

「まぁ…部員も少ないし、別に入部しても良いんじゃないか?」

「本当ですか!?ありがとうございます!!」

そう言って思い切り頭を下げたものだから机におでこをぶつけてしまった

い゙だい…(泣)


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