sugar voice






「なぁ和也?」

「んー何よ」




「どうして俺を誘った?どう考えても、ただ遊びたかった訳じゃなさそうだし」


横に並んで歩く俺の顔をチラッと見て全て見透かしたかのようにニヤリと笑った


…鋭いなι


「んー…最初はムシャクシャしてたから適当にあの子達とヤりたいと思ってた。女の方もヤる気満々だったしな


だけどなんか違うと思った…だから」


「邪魔者役である俺を呼んだんだな」

「…ゴメンι」


足を止めて申し訳なさそうに謝ればなぜか嬉しそうに笑う颯斗がいて


「明日スペシャルクリームパン奢りな♪」

「お、おぅ…」

バンッと強く背中を叩かれて少しむせてしまった





でも、颯斗の言葉で気が抜けた



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