sugar voice
voice⑧ー二度目の想いー
-風邪-菜月side
「菜月ッ早く起きなさい!!」
誰かの声が耳に響く
「……ん…まぶし…」
うっすら目を開けて光の差す方を見ればカーテンを開けているお母さんがいた
「早くしなさいね。遅刻するわよ?」
「…んんッ…?」
ボーっとしている頭を働せば今が朝だということに気がついた
寝ちゃったんだ…
とりあえずお風呂に入ろうと思いベッドから降りる
刹那
ガクンッ!!
急に体が重くなって
その場にへたり込んでしまっていた