sugar voice




「早く乗れ。前にも勝手にどっか行ったよなぁ…お前は俺に殺されたいのか?」


凄い剣幕で俺の顔を睨みつける笹倉さん

俺より背が高いだけあってか、威圧感が半端ない

「い、いえ…すぐに帰ります!!」

この人ならやりかねないι

引きつった笑みを浮かべると笹倉さんの鋭い視線に堪えられなくなって逃げるように車へ飛び込んだ



「ったく…少し目を離した隙にどっか行きやがってιいっそのこと縛りつけて動けなくしといてやろうか」


恐ろしい言葉を口にする笹倉さん


これは聞かなかったことにしておこう


それからはぁ…と溜め息をついて笹倉さんも車に乗り込んだ


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