sugar voice
「参ったなぁ~」
後頭部を掻きながらはにかんでいるのはナツで
慣れているのかまんざらでも無い様子だった
「どうする?シン」
もちろん答えは決まっているよね♪ってニコニコ顔でシンを見る
「うーん…」
シンは少し考える仕草をすると、ニヤリと笑って口を開いた
「…もう一曲歌うか♪」
"キャーッ!!"
思わず漏れた観客の嬉しい悲鳴
私も嬉しくて思わず何度も飛び跳ねた
「アンコールにお答えしまして…みんなにまた会えるようにと願ってこの曲を贈りまぁ~す♪」
「それでは聞いて下さい
promise to meet again」
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