sugar voice
もしかして
キ…キス!!!?
私は思わずギュッと目を瞑ると
「…クスッ」
くぐもった笑い声が一つ聞こえた
「……?」
私はゆっくり目を開けるとそこには
「もしかして…期待してんの?」
私を小馬鹿にしたような笑みを浮かべている柳井がいた
「なっ…!!///」
からかわれた!?
私は自分のした行動に顔がみるみるうちに赤くなる
「…顔真っ赤」
「う…五月蠅いっ///早く教えてよ!!」
そう言ってまだクスクス笑っている柳井をキッと睨み付けた
「分かった分かった」
全く気にしてないようで柳井は担任の後ろ姿を見つけると、また歩きだした
「ちょ…待ってよ!!」
いきなり歩きだしたので慌てて追いかける
「さっきの質問の答え…」