sugar voice



赤いド派手な衣装に
真っ赤な髪


こんなに嫌というほど目立つヤツを私が見間違える筈が無い








「柳井…」




小さな声でポツリと呟けば柳井は私を見てニヤリと笑う




それから口パクで



(た す け て や る)


…って言った




助ける?

私を?


でもどうやって?



頭をフル回転させて考えていたら




意外にも答えは呆気なくすぐ見つかった



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