sugar voice
思ってたより大きな部屋
衣装部屋なのか、手前から奥までずらりと掛けられている服の数々
「すごいだろ。全部俺達のなんだぜ?」
「…うそッ!?」
自慢げに話す柳井にまた驚きの声をあげた
キラキラ輝くド派手な衣装から落ち着いた感じの衣装まで様々
私は目を輝かせながら柳井そっちのけで部屋の奥へ進んでいった
「…子供かよι」
柳井はだんだん見えなくなってゆくジャージ女の後ろ姿を見て呆れたように笑うと
衣装が汚れるなんて気にせずドアの横に座り込んだ