sugar voice








「……ん」


次に目を開けるとそこにはキラの笑顔が…じゃなくて


沢山の衣装の山とジャージ姿の女が一人いた


やっぱり夢だった…か


少なからず落胆して深い溜め息をつくと、俺の胸でスースー寝息をたてている架山に目を移した


腰に手を回したままぐっすり眠っている架山


ずっと俺が抱き締めたままだったから、きっと疲れて寝てしまったのだろう


肩まである架山の髪に指を絡ませながら俺はそのあどけない寝顔に思わずフッ…と笑みがこぼれた



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