sugar voice

「…そんなに必死にならなくても分かってるわよ。学校休んでたぐらいだしね」


呆れたように笑うと、丁度翠が他の友達に話しかけられて、その話はそれでおしまいになった



よかった…

とりあえず危機は免れたと思い、ﾌｩ…と一安心して机に突っ伏した








「…なーんか怪しいわね」

『怪しい？？』

「ううん。何でもない」

翠が私の姿を横目で捕らえて訝しそうな目で見ていたとも知らずに

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