sugar voice


「もしも…「遅い!!ワンコールで出ろ!!」」

キーーーンと耳をつんざくような大声で怒鳴られて思わず携帯を耳元から離す

この声…

「…笹倉さん?」

「あ"?分かってるんならもっと早く出ろ」

「……はぁι」

なんて横暴なんだι

まぁ…最初に会った時から俺様気質なのは薄々気付いてたけど


「…で、御用件はなんでしょうか?」

「あぁ…お前明日何時に学校終わるんだ?」

「5時ぐらいです…けど」

なんでそんなこと聞くんだ?

唐突な質問に首を傾げながらも言わないと後が怖そうだったから恐る恐る時間を答えた


 










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