sugar voice

ｶﾞﾁｬｯ…


ﾄﾞｱを開けると、家の玄関の横に誰かいるのが見えて


私は恐る恐る近付いて声をかけてみると

「…誰?」

「うぁｯ!!」


相手はﾋﾞｸｯと体を震わせて慌てて振り向く


あっ…!!


「なんだ菜月か…やっと出てきたぁ…ι」


そこには呆れ顔の翠(ﾐﾄﾞﾘ)がいた


鷹野翠(ﾀｶﾉ ﾐﾄﾞﾘ)


背丈は155cmぐらい(ちなみに私は160cm)、

性格は結構あっさりしていて


容姿は悔しいけど人形みたいに可愛らしい

ぱっちりとした大きな二重の目で
栗色の綺麗な巻き髪

それにｽﾎﾟｰﾂまでできる

何より……



胸がおっきい(笑)


こんな容姿端麗な翠に唯一勝てるのはｽﾎﾟｰﾂぐらい


なんか…女として負けてる(泣)

まぁ…

そんな話はおいといて


「いつからいたの?」
「……それ聞くの?」

翠は深くため息をついて私の方へ歩いてきた


「えっ?いつもより早く出てきたつもりだけど…」


そう言うと翠は一緒目を見開いたが、すぐに険しい顔をして


「も～ｯｯ!!忘れたの!?今日は仲の良い4人で行こうって言ったの菜月だよι秋華(ｼｭｳｶ)と真澄(ﾏｽﾐ)待ってるし!!」


「あっ…!!」


だから私早く起きたんだったι


すっかり忘れてた