sugar voice


「いきなりどうしたの?」

ナツが不思議そうに首を傾げたらシンは深刻そうな顔をして

「マネージャーから10件も着信きてた」


って言った


「「「!!!」」」


それを聞いた途端にみんなの顔がみるみるうちに青ざめる

勿論俺もその一人


俺達のマネージャーは底抜けに恐い…死ぬほど恐ろしい

特に俺はいけない事をやっちまったからなぁ…考えただけでも恐ろしい

そう思った刹那

♪~♪~

11回目の着信音が鳴り響いた

「………」

シンはあえて電話には出ず、パタンと携帯を閉じると


「急ぐぞ!!」

「おぅっ!!」

シンの声と共に俺達は急いで走り出した




そのとき

上を見上げたら

朧月が俺らを優しく照らしていた

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