sugar voice
voice⑥-先輩-
―――――――…‥
「フフ~ン♪フン♪フ~ン♪」
「どうしたの?なんか楽しそうだけど」
翠は自分の机に乗っかりながら陽気に可笑しな鼻歌を歌っている私を見て怪訝そうな顔をしながら聞いてきた
よくぞ聞いてくれた♪
「実はねぇ~私、部活に入ることになりました!!」
まだ麻山先輩には許可もらってないけど…と心の中で思いながらそう言えば翠は目をキラキラ輝かせて
「マジ!?何処に入るの!?」
私の方に自分の椅子を寄せて興味津々に私の顔を見る
「なんと…写真部です♪」
「え…あの写真部?」