逢いたくて、愛したくて

「濁」


---もうすぐ夜になる---


色々な「色」が
交じったの


わたしは
あなたの色とも
交ざりあって

やがて赤く染まる筈

それからそれから
二人は見えなくなるまで
愛しあう


迎える朝で
二人が離れても

忘れないよに手を繋ぐ

忘れないよう記憶に刻む


忘れないよ
あなたのこと


---もうすぐ朝になる---
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