わたしが本当に好きな人
番外編「親友の想い」
今日は陽ちゃんと校門前であった。
わたしの部活の時間と陽ちゃんのピアノを弾く時間が違うから、いつも学校で入れ違いになっちゃう。
さらに今日部活は休みだったから、本来なら校内で会うことは、まずないはず。
絵を仕上げなくちゃいけないから、わたしは自主的に来たわけで……
だから今日はちょっとラッキー。
嬉しさにいつもより大きな声で「おはよー」って声をかけると、「おはよう」って返してくれた。
この何気ないやり取りが好き。
そしてさらに嬉しいことが……
陽ちゃんの初恋に進展があった。
「一応……」
なんて陽ちゃんは曖昧な言い方をするけど、わたしにはお見通し。
陽ちゃんのピアノを毎日「彼」が聴きに来てるなんて。
そして、その「彼」が「澤先生」だってことも、もちろん分かってる。
ちなみに先生のほうも陽ちゃんを好きみたいだけど、陽ちゃんのためにも内緒にしておこう。
陽ちゃんに彼氏ができるのはちょっと寂しいけど、陽ちゃんが幸せならわたしも幸せ。
だから、目一杯応援しちゃう。
わたしの部活の時間と陽ちゃんのピアノを弾く時間が違うから、いつも学校で入れ違いになっちゃう。
さらに今日部活は休みだったから、本来なら校内で会うことは、まずないはず。
絵を仕上げなくちゃいけないから、わたしは自主的に来たわけで……
だから今日はちょっとラッキー。
嬉しさにいつもより大きな声で「おはよー」って声をかけると、「おはよう」って返してくれた。
この何気ないやり取りが好き。
そしてさらに嬉しいことが……
陽ちゃんの初恋に進展があった。
「一応……」
なんて陽ちゃんは曖昧な言い方をするけど、わたしにはお見通し。
陽ちゃんのピアノを毎日「彼」が聴きに来てるなんて。
そして、その「彼」が「澤先生」だってことも、もちろん分かってる。
ちなみに先生のほうも陽ちゃんを好きみたいだけど、陽ちゃんのためにも内緒にしておこう。
陽ちゃんに彼氏ができるのはちょっと寂しいけど、陽ちゃんが幸せならわたしも幸せ。
だから、目一杯応援しちゃう。