恋愛=罰ゲーム×嘘
【side南】
俺はあんなが寝た事を確認し、起き上がる。
「あんな…」
俺はあんなの栗色の髪をそっと触る。
「なんで…鈴木?」
独占欲強いのかな?
いつの間にこんなに好きになってたんかな?
ばかばかしくなってきた。
いつになったらあんなは俺に振り向いてくれる?
一年後?
十年後?
もう振り向いてくれるないかもしれない。
もっと、ずいずい行った方がいいのかなー。
「もう…手加減しないよ?」
俺は屋上をでた。
みんなに気づかれてもいい。
あんなが俺のモノになんならね。