恋愛=罰ゲーム×嘘
「……メールアドレス…?」
「よかったらメールして?」
私はそれだけ言い残して家の中に入った。
なんだかドキドキしてる。
鈴木くんに……ドキドキしてるのかな?
最近の私はやっぱり、変だ。
自分の部屋に戻り、ベットに寝転ぶ。
さっきから携帯を開いたり、閉じたり。
……無意識に鈴木くんからのメールまってる!?!?
あ〜〜〜。
なんか恥ずかしくなってきた。
今までいろんな人とつきあってきた。
けど、こんな気持ちになるのは……鈴木くんだけだ。
私……鈴木くんに恋してるの?
「あんな〜!ごはんよ〜」
一階からママの叫び声。
私も大声で返事して、一階に行った。