☆理想の男のﾀｲﾌﾟはどっち☆

｢ﾃﾞｰﾄなら今、家で２人で居るんだし無理に外に出なくても俺は満足だけど｣


｢私だってこうやって２人で一緒に居られるのは嬉しいよ。でも、でも手を繋いで散歩したり可愛いｶﾌｪでお茶をしたりしたいんだもん！｣


｢それにさっきからﾊﾟｿｺﾝとにらめっこしてるし、一緒に居てても構ってくれてないもん｣


｢俺、欲しいのがあってそれがｵｰｸｼｮﾝに出品されてるから、それが終わるまではﾊﾟｿｺﾝから離れられない。それが終わったらちゃんと構うからもう少し待ってて｣


そう言って彼はまたﾊﾟｿｺﾝとにらめっこ。そんな状態が軽く2時間は経ってるんだけど、それでもさらに私に待てと？


待ってる間、ﾃﾚﾋﾞを見たり雑誌を読んだり。でも退屈で飽きてしまう。


退屈な私はﾍﾞｯﾄの上にｸｯｼｮﾝを抱っこしながら座って、机に向かう彼の背中に構ってｵｰﾗを出してるんだけど伝わってないみたい…。