丸太のケーキ
それは先週のこと。
去年は一緒に過ごせなかったクリスマス。
今年もどうやらあやしいスケジュール。
帰れるかどうかも定かじゃない。
それならば、と、少し早いが、二週間早いクリスマスにすることを提案。
一泊ロケの開けた翌日がオフになることが判明した。
美羽の働く雑貨屋さんも定休日。
こんな偶然、滅多にないチャンス。
「ケーキ食べる?」
と聞く美羽に、
「あれ食べたいな。丸太みたいなやつあるじゃん?」
「丸太?」
「丸太じゃなかったけ?なんかさ、ほら、チョコのやつで。」
必死に身振り手振りで説明する俺。
「ブッシュ・ド・ノエル?」
「それ!」
「わかった。頑張ります。」
去年は一緒に過ごせなかったクリスマス。
今年もどうやらあやしいスケジュール。
帰れるかどうかも定かじゃない。
それならば、と、少し早いが、二週間早いクリスマスにすることを提案。
一泊ロケの開けた翌日がオフになることが判明した。
美羽の働く雑貨屋さんも定休日。
こんな偶然、滅多にないチャンス。
「ケーキ食べる?」
と聞く美羽に、
「あれ食べたいな。丸太みたいなやつあるじゃん?」
「丸太?」
「丸太じゃなかったけ?なんかさ、ほら、チョコのやつで。」
必死に身振り手振りで説明する俺。
「ブッシュ・ド・ノエル?」
「それ!」
「わかった。頑張ります。」