【短編】my sweet angel
宮殿の危機
苦渋の選択
「姫様、どうしてあのような流れ者なんかと、仮であれ融合なされたのですか?」
雨守が、悲しそうに嘆いた。
「あのものも、勇気を振り絞りたった一人で宮殿に乗り込んで
きたのですよ。 そのまま、見殺しにするなんて私には・・」
「姫様の、お優しいお気持ちは分かります。 ですが、あの者が忍び込んで
以来、宮殿はざわめいております。
それに、仮の融合でもなさったということはですよ!
今回、それを見送られた場合、本融合し天使はお一人しか
授かることが出来ませんよ!」
「分かっております。」
「宮殿の危機にもなりかねません。 ご判断を、誤られないでくさい。」
「分かりました。」
雨守が、悲しそうに嘆いた。
「あのものも、勇気を振り絞りたった一人で宮殿に乗り込んで
きたのですよ。 そのまま、見殺しにするなんて私には・・」
「姫様の、お優しいお気持ちは分かります。 ですが、あの者が忍び込んで
以来、宮殿はざわめいております。
それに、仮の融合でもなさったということはですよ!
今回、それを見送られた場合、本融合し天使はお一人しか
授かることが出来ませんよ!」
「分かっております。」
「宮殿の危機にもなりかねません。 ご判断を、誤られないでくさい。」
「分かりました。」