意地悪な上司




「若湖ちゃんは俺みたいな彼氏欲しくない?」




速見さんは運転しながら話かけてくる



「速見さんって俺派なんですか?僕派なんですか?」



「そーやって反らす…

どっちも、状況見て判断するかな」



「珍しいですね〜」


どうしょ―会話が




「あっ話変わるけど藍頼先生が原稿上がりで、もし藍頼先生にプライベートな話を持ち込まれたら報告して」




「はい」




「……あ―心配だな〜

そのミニスカって……

しかもかなり親父好みの服装だし〜」




……………


「速見さんってどんな服装が好みなんです」


しまったこれじゃ…



「基本好きな子ならどんな服でもいいけど

ワンピースは好きだな」



思い切りニヤついてる速見さん……


最悪






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