白い花
あたしは、迷って、ジーっと見ていた。






海斗はあたしの隣に来て、あたしの目線の先を見た。









「・・・欲しいの?」







「と、とんでもない!!あんな高いの・・・!!!」







そう言うと、海斗は笑った。






そして、優しく、手を握ってくれた。







「・・・ぇ??」








そのまま、お店の中に連れて行かれた。








あたしは訳が分からなくて、ただついて行った。
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