cieliste
その後、時間が来て、店は静かに閉店した。

お店のシャッターを下ろしていると、雨の中、足音が聞こえて、私の後ろで止まった。

振り返ると、男が一人、アホが一人立っていた。

「あの…ユウカは?」

「さっきここに来たよ。もう行っちゃったけど」

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