cieliste
ゲームはほとんどチーム戦で、私たち6人は同じグループだった。

だから私はユウカがない頭をしぼって一生懸命考えているのを面白がってみているだけだった。

しかしあるクイズに正解したとき、景品として、なぜかロト6が私たちチームに配られた。

「あたったら2億円ー! …かもしれない」

司会の人はそういって盛り上げていたが、私は到底当たるとは思えなかった。

その後、ビンゴゲームでは私は3番目くらいにビンゴして、景品をもらった。

そんな感じで3時間ほどで交流会は終わった。

私は、他の参加者と話したり、自己紹介させられたりと、そういう交流がないかと心配していたのだが、そんなものはなく(だったらあんまり『交流会』になってないね)、チーム内でしか会話もなかったので一安心だった。

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