cieliste
私たちはどう言葉をかけていいのかわからずに、ただ彼に流されて食事を再開した。

「で、おたくらは最近どうなの?

ケンカとかしないの?」

タカヒロが2人に聞くと、二人は顔を見合わせた。

「仲良くやってるよぉ~」

酔っ払い始めたユウカがまぁくんの腕に絡みつく。

「でも、最近まぁくん実家に帰って、モトカノと会ったんだって。

ねぇ、なんでそんなことするの?」

「あれは、同窓会でたまたま会っただけだって」
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