cieliste
「痛い!!」

店を出たところで、ユウカの声が聞こえた。

「やめて!」

それは先ほどとは違い、悲痛な危機せまった声だった。

いったいアホの人はどういう人なのか、いったい何をされているのか、私は怖くて…聞かなかったことにするのが精一杯だった。


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