cieliste
「ああ!」

私はやっと納得した。

そのときまで、不思議と、この子が、新しいバイトの子だという考えが浮かばなかったのだ。あまりに突然やってきたので。

でも、ここは今わりと人手不足で、本当なら夜だけの私が昼まで手伝っているという状況なのだ。
一人でも人が増えるのは、とてもありがたい。

店長とニューバイトの子は、小一時間ほど話すと、ニューバイトの子はメニューのコピーを持って店を出て行った。

店長が私たちのところにきて、

「明日から来てもらうから」

と説明した。
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