cieliste
席が空いて、私たちはお座敷に通された。

お昼のランチはどれも1000円以上する、普段なら考えられないくらい高いメニューばかりだったけど、どうせ、奥さんが出してくれるだろうと思っていたから、私は気は楽だった。

私たちは、てんぷらも、茶碗蒸しも、炊き込みご飯もついた豪華なランチを注文し、待っている間、奥さんがまた話しだした。

「で、思ったんだけど、今ユウカちゃんにシフト組んだり新人教育まかせたりしてるよね。

< 74 / 200 >

この作品をシェア

pagetop