神人~一人での戦い~
『おおおお!!』
歓声の中現れたのは、随分と体格のいい女性。髪は短く、頭にはヘアバンドをしている。
「神子ごときにやられやしないよ」
レッカさんは太い腕を回し言う。ヘウ"ンは意識を集中させながら相手を見る。
「お願いします」
「では、第一回戦!始め!」
司会者が言った瞬間、レッカさんが突っ込んで来た。
「死ね!」
腕を振りヘウ"ンに向かって伸ばす。ヘウ"ンはギリギリで横に跳んで交わす。
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